今年も、あとわずか。
OBのお客様のお宅。
留守かと思いきや、倉庫から灯りが漏れている。
「あの~・・・」
あまりにも真剣な、作業中のご主人。
用事もそこそこに帰ってきた。
数日後、奥さまが届けてくださったのは
あの時ご主人が作っていた物。
このために古代米を育て、青いうちにワラを刈り
それは美しく丹精に編みあげられた
お正月の「しめ飾り」
「会社に飾ってください。そしていい家をつくってください。
自分に出来ることはこれくらいだから」と。
新しい年の幸運を招く 「しめ飾り」
いただいたお父さんの気持ちは
来年始まる、娘さんの家づくりで
お返しします。