化粧柱入荷の知らせがありました。
今月上棟予定のK様邸の座敷に使う柱です。
木材市場の倉庫にズラリと立て掛けてあるものの中から選んでいきます。
多分全部で100本近くはあったと思います。
その中で私が気に入った柱はこれです。
柾目のきれいな杉で、赤太(あかた)と白太(しらた)の整った「源平(げんぺい)」という独特な柄です。
このくらい年輪が詰まっていると、樹齢はおそらく80年以上は経っていると思います。
座敷に使う柱ですから、当然節はありません。
このように節の無い柱に育てるためには、山に植え付けて早いうちから、枝打ちや除伐などの管理を丁寧にしておかないとならないそうです。
今回もいい柱に出会えました。
来週からは、どの柱の面をどの向きに見せようか?という「番付け」という作業に入ります。